空色くれよん
病院。

急いで翔さんのいる場所を聞き、
駆けつけたけれど、
一歩遅かったらしい。

目の前の翔さんは
冷たくなっていて動かない。

「嘘…こんなの…嘘だよ!」

私は泣き崩れた。

どうしてこんなことになったんだろう…

数日前は本当に
幸せいっぱいで、
ずっとこんな日が
続けばいいと思っていたのに。

神様は残酷だ。
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