空色くれよん
悲しんでいる間に
日々は過ぎて。

通夜、葬式と一人でこなし
休んでいた保育所にも
復帰して、
慌ただしく毎日をこなしている。

時々、ふとした瞬間に
彼がいない寂しさに襲われて
泣きたくなる時もあるけれど
二人の子供たちに救われる。

元気にならなくちゃ。

今までどおりの私に。

そうやって、どこか
無理していたところも
あったかもしれない。
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