CoNVENiENCE#STORE

「今まで公園のベンチにいて…あれ?」


柴田篤は不可解な状況に首を傾げる。

「…夢でもみてるのかな?」


しかし右手には、軽くなった弁当箱がしっかり握られていて、それが妙にリアルだった。


…夢じゃない。



じゃあいつの間にここへ来たのだろう?



考え込む柴田篤だったが、答えなど見つかるはずがない。



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