CoNVENiENCE#STORE

少女は、その何もない天井に向かって言う。


「…別に。放っておけば?」


その声には、何の感情もない。




「そのうち誰か、欲しがる客が現れる」


そう言って少女は、踵を返してもと来た方へ歩き始める。



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