CoNVENiENCE#STORE

権藤和臣は、ここで気持ちを切り替えるためにもう一服する。


医者には止められていたが、吸わずにはいられなかった。


「…目撃証言も無し、遺留品も無し…かぁ」

権藤和臣は呟く。


自然と片手が頭を撫でる。

放火された場所は、繁華街から少し外れた人気の無い場所。

繁華街を中心に、東西南北に散らばっているが、どれも徒歩圏内。



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