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現場に集まる野次馬にも、怪しい奴は居なかった。


権藤和臣は、全ての事件で野次馬の写真をチェックしている。


犯人は犯行後、事件現場に舞い戻るというが、放火に関して言えば、それはあながち間違いではない。


愉快犯にしろ、そうでないにしろ、自分が犯したコトの結果は気になるもの。


しかし、今回の件に関しては、怪しい奴は見当たらなかった。



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