ティアモ-secondseason-
「アイツって強いか??」
「いや、俺と吉田は、あんまり変わらない。ただ…。」
「ただ??」
辻崎は、少しの間うつむいていた。
「あいつには、隠された力がある。」
「行くぞ。」
スッ
カコン
白球が俺に向かって飛んでくる。
久しぶりだ。この感じ。
ワクワクする!!
カコーン。
軽快な音が鳴り響いた
バン。
ピン球は、台で跳ねて後ろの壁にぶつかった。
「ほう、なかなかやるな。吉田め。」
新橋が、辺りを見渡す。
そして目を閉じた。
「いっけー!!!」
カコーン!!!
シュルルルル…
「おいおい…もう隠された力か??」
帰京が苦笑いする。
「いいや。あれは、まだ楽しんでいるだけだ…」
スタッ…
パシーンッッ
「そこまで。次!!」