先輩とあたし
「てか、なんであたしの部屋なの?別にお姉ちゃんでいいじゃんか!!」
「あたしにとばっちりを喰らわすな!!」
お姉ちゃんがにらみを聞かしてくる。
いちおあの人学校1のイケメンなのにね、人気者ってかタラシなのにね。
お姉ちゃんは、そうゆうのに興味なしだし、あたしは怖いからいいんだけど…。
学校の女子が聞いたらすっごくうらやましがられそう。
すっかり話がそれましたが、そんな言い合いのときお母さんがふと
「葵の部屋を貸すだけで、別に葵は一緒に寝ないわよ。寝たいなら別だけど」
「え?そうなの?なんだぁ、でもあたしヤダよ!色々と大事なもの部屋においてるし、雄輔の部屋にすればいいじゃん」
「別に俺の部屋でもいいけど、その間俺は健兄の部屋いくし。」
「ほら、雄輔もこういってることだしいいじゃん、ね、お母さん?」
「まあ、どの部屋でもいいんだけど、あのさ、そろそろ呼んでもいいかな?ずーっと玄関の前の車で待ってると思うのよね」
「そうなんだ!早く呼びなよ、あたしは自分の部屋に戻るけど、」
そういって立ち上がったあたしにお母さんは
「葵、まだ家族会議は終わってないから座ってなさい」
母の威厳を漂わせた。