先輩とあたし
「で、その相手って誰なのよ?」
家族みんながあたしの方に押し迫ってくる
「そっそっそれは」
「それは?」
「秘密ですっ」
そういうとあたしは食べかけのご飯を残したまんま、リビングをでた
「皆、いきなりどうしたのよ、てかあたしが恋なんて…」
「へぇ、お前まだ翔太と付き合ってないんだ」
聞きたかった声が発する言葉は聞きたくないことで、でも自然と声のするほうへと顔を向けた
「先輩…」
「まぁ、せいぜいがんばれば」
なんか大きな大きな勘違いをしてる先輩はそうゆうとリビングの方へいってしまった
あたしが恋してるらしいのは先輩なんだけどなぁ
いざ、自覚してみるとどんどん膨らんでくこの気持ち
本当に好きなんだなぁ
お姉ちゃんたちの方があたしのことをよく知ってるんだななんて思ちゃって
明日から先輩とどうやって顔合わそうとか、先輩の誤解をときたいなとか、どうやったて先輩のことしか頭にないあたし
手の届かない存在だってわかってるのに、どうしたって好きになる
そうゆう魅力があるからモテるのかもしれない