空を見上げる君

─霧斗Side─


ん?


あいつがいない。


何処行ったんだ?


あいつが行きそうな所って屋上しかねぇよな。


暇だし行ってみようか。


教室を出て階段を上がり、屋上に出た。


のんきなやつ…


寝転んでやがる。


静かに近づき、あいつの顔をのぞいてみた。

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