空を見上げる君

早く家に帰って、久しぶりに私服に着替えた。


だって毎日のように制服だしね?


制服より楽で動きやすい。

だってスカートじゃないから。


ショルダーバッグに勉強道具をいれた。



《ピンポ──ン》



「霧斗だ!」



階段を一気に掛け降りた。


そしていつものはき慣れたスニーカーを履いて家を出た。

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