空を見上げる君

─咲弥side─


優奈、さっきから変。


祭りの話ししたくらいから?


俺は優奈に触れてみた。


熱い──


その瞬間優奈が倒れた…



『あっぶねぇ』



上手く支えられたけど、こっからどうする?


保健室行かねぇと。


とりあえず迷わず優奈を抱いた。



『保健室行ってくるわ』

『霧斗大丈夫か?』

『おう』



屋上を出て保健室へ向かう──


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