空を見上げる君


運よく周りには誰1人生徒はいなかった。


保健室は担当の先生が体調が悪いらしくここ数日来てないから、手当てとかは自分でって先生が言ってたっけ。


俺は優奈をベッドに寝かせた。


誰もいないよな?



『優奈、大丈夫か?』



顔が赤く、しんどそうだ──



「う…ん」



どこがだよ。


まず体温計…


俺は体温を計らせた。


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