空を見上げる君


すると俺の方に来た。



『だから帰って。
優奈を運んでくれたのは感謝するよ』



そしてあいつは優奈にキスした。



『ね?これでわかったでしょう?』



俺はその場が嫌になり、保健室を出てしまった。


ひんやりした廊下を1人イライラしながら歩く。



『なんだよ…俺は優奈が好きなのに、俺じゃダメなのかよ』



あーむかつく。



─霧斗Side─ E N D


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