空を見上げる君


着いた場所は街灯りがとても綺麗な場所だった。


ベンチに2人座り、沈黙でいた。


どうしよう。



「さっきはごめんなさい」



私を横目で見た霧斗。



『気にするな』



私の髪に手を通し、霧斗は笑っていた。


このチャンス、今しかない──




「私、霧斗が好き!」




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