空を見上げる君


あれから私は霧斗と一言も話さずにいた。


目も合わない。


ずっと避けられている。


だから3人で居る事もなくなった。


寂しいけど。


私にはどうしようもできないよ。



「いいかげん元気出しなよ?」



私には美夜がいるからまだいいほう。


恋の相談も沢山してきたから。



「うん…」



美夜は恋した事あるのかな。


ないのかな…



「美夜は恋した事ある?」


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