空を見上げる君

もっと沢山霧斗の事が知りたい。

よくわかんないけど、そういう気持ち。

今こうして2人で食べてるだけでもドキドキする。

すごく熱い。



「はぁ…」



溜め息つきたくなった。



『どうしたの?』



霧斗は私の目を見た。

サンドイッチを食べながら。



「よくわからないんだ」

『ふーん』



今の私にはこの気持ちはわからない。


わからないままでいいんだ。

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