空を見上げる君

いきなり抱きしめられた──


温かい…


これが霧斗の温もり?


私はそっと目を閉じて感じた。


優しく温かい──


霧斗!


霧斗を強く抱きしめた。


私の温もり感じてくれるかな?


抱きしめられるなんて、思ってもみなかった。


なんだか1つになれたって改めて思えた。


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