空を見上げる君

霧斗だ…



「な、何?」



ぷいっと私から目を反らして、教室から出ていった霧斗。


私悪いことしちゃったかも…


どうするべき?



「私ちょっと行ってくる!」

「何処に!」

「秘密!」



席から立ち、いつもの屋上へと走った。

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