空を見上げる君

今は──


11時半…



『ねぇ、どこか行かない?』






今から?


暇だから、行く!


てか行きたい。



「うん!」



ふと私は俯いて見ると、私は制服のまま─…



『なら俺も制服着る』



エプロンを外した霧斗。



「え!」

『だっておかしいじゃん…制服と私服で歩くとか』



確かにそうだけど。


私また気使わせてしまった。

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