空を見上げる君


「霧斗!大丈夫?」



後ろから走ってきたのは夏海だった。


心配そうに俺の顔を見つめていた。



『大丈夫だって』

「怪我してるじゃん…」



あぁ、これか…


ん?


いつの間にもう一ヶ所傷いったんだ?


俺ってダッセー…

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