空を見上げる君

空風くんは私の隣の席に座った。


そう…


あれから席替えをし、今は霧斗と席が遠い──



『よろしく』



ニッコリ笑って言ってくれる空風くん。



「よろしくね!え~とわからない事あったら言ってね?」

『うん』



だめ──

カッコよすぎ。

霧斗と真逆の性格だ。


気になるよ、空風くんの事が──

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