空を見上げる君
「きゃぁ!!」
め、目の前には霧斗君が…
『人をお化けの様に叫びやがって』
「ごめん…なさい」
ビックリしたから。
いきなり目開けたら、間近に居たんだもん。
「でも、どうしてここにいるの?」
机の上で寝てるはずなのに。
『別に』
でた!即答!
何かと傷つくんだけど…
『お前は?』
私の前から退いて、私の隣に仰向けになり寝転んだ。
「この場所、好きだから」
『ふ~ん』
聞いてきたのにその返事はないんじゃない?
まぁ、霧斗君はこんな人だからしかたないよね?