空を見上げる君

あれから霧斗が気になりつつ、俺の高校生活が始まった。


この高校には中学が同じだった奴は誰1人いない。


何もかも1からスタートだ。



『えーと、空風水波だよな?
良かったら友達にならねぇ?』


『いいぜ☆』



俺は黒かった髪を薄い茶色に染めた。


あまりにも染めたら、話しかけにくいと思われそうだったから。



『俺は篠崎美稀(シノオカ ミキ)よろしくな?』


『よろしくな!美稀』



こうして俺は美稀と友達になった。


< 98 / 212 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop