生徒会のプリンス
「やったぁ!僕、幸せ。」




「……バカじゃねぇの?おら、離れろ秀。会議してるんだろ?」




慎哉は突然そう言って会話に入ってきた。




「もう!いいところだったのに!」




「うるせー。」




慎哉はそう言うと、ソファに腰掛けた。




「これでみんな満足か?じゃあ、会議しようぜ。」




……慎哉が仕切りだしてる。




「さっきこのバカが言ってたことを整理して、俺なりに商品を考えた。」




「ちょっ……バカって。」




「間違ってるか?」




「そ、そりゃ、賢くはないけどさ……」




「間違ってないんだったら話の腰を折るんじゃねぇ。」




……やっぱり、ムカつく。

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