生徒会のプリンス
「クラスへの商品は焼き肉食べ放題。鬼への商品は好きなアーティストとかアイドルのコンサートへの特別招待券。そんな感じでいいだろ。洋介はアーティストとかにパイプがあったし。」




「まぁ、大体のコンサートは融通がきくけど。」




「じゃあ、それでいきましょう。」



誠はあっさり商品を決めてしまった。




「待ってよ~!僕たちへの商品はないの?」




「そうだぞ!俺たちにも何か出せよー!」




秀といつの間にか復活した海斗がそんなことを言い出していた。



「いや、私たち主催者じゃないんですか?商品だしちゃう感じですか?」




「うん、何かないと僕モチベーションがあがらないもん。」




……秀。やっぱり小悪魔かも。

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