生徒会のプリンス
「七海ちゃん、この学校の生徒会知らないの!?」
「うん。全く。」
知るわけないよね。入学前の高校の生徒会なんて。
「……この学校に来る人は、大体目的に生徒会が絡んでるんだよ?」
「どういうこと?」
私がそう言うと、イケメンがカバンの中から一冊の雑誌を取った。
「これ。」
そう言って広げたのは、有名なファッション雑誌。
その見出し……
『イケメン高校生にキュンキュンしちゃえ!!』
……何か古くさいな。
「これが?」
「ここから見てみろ。」
イケメンに渡されたページに目をやった。
「お茶目な会長くん。カジュアルに決める?アイス大好き副会長くん、草食系書記くんの私服は?しっかりな会計くん、フォーマルに?……何?これ?」
「うちの生徒会の執行役員たち。」
「え……えぇー!!」
ファッション雑誌に載っちゃうって……。
「うん。全く。」
知るわけないよね。入学前の高校の生徒会なんて。
「……この学校に来る人は、大体目的に生徒会が絡んでるんだよ?」
「どういうこと?」
私がそう言うと、イケメンがカバンの中から一冊の雑誌を取った。
「これ。」
そう言って広げたのは、有名なファッション雑誌。
その見出し……
『イケメン高校生にキュンキュンしちゃえ!!』
……何か古くさいな。
「これが?」
「ここから見てみろ。」
イケメンに渡されたページに目をやった。
「お茶目な会長くん。カジュアルに決める?アイス大好き副会長くん、草食系書記くんの私服は?しっかりな会計くん、フォーマルに?……何?これ?」
「うちの生徒会の執行役員たち。」
「え……えぇー!!」
ファッション雑誌に載っちゃうって……。