【短編】涙を見せない彼女
笑顔の彼女
そして、俺のお粥?を食べさせるわけにはいかずコンビニでレトルトのお粥などを買い、薬を飲ませベッドに寝かせた。
「手、握って?」
ベッドの横に座る俺。
知花子が伸ばしてきた手をギュッと握った。
「ずっと握ってるから」
「嬉しい///
篤人くん・・・」
「ん?」
「どうして私が全然泣かなかったのか分かる?」
「…わかんねぇ」
「篤人くんが、泣く女はあんまり好きじゃないって言ってたの聞いたから」