ボーイの通訳者。



「おい、裕太。聞け。」


増田とよく一緒にいる、北村裕太。


こいつにも聞いてみよう。

因みに裕太と千晶は小学校からの幼なじみだ。


「え!命令?!」


「今日の増田は変だと思わないか。」


「ま、ままままま増田?!べべべべべ別に変じゃねぇよ?!」


「まとべが多い」


「あ、ごめん」



裕太も変だ。


お前も目が泳いでんだよ。



こいつらなんか隠してる…。


そう思うと一瞬だけ寒気がした。


おかしいな、夏終わったばっかでまだ暖かいのに。


…なんか自分に危険が近付いて来ている気がする。

これは自分を守るためにも吐かせねば。



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