改造人間加奈子

「だけどさあ、本当に上手くいったのかなあ？


俺も早坂さんも、改造手術なんて始めてじゃん。」



「大丈夫だよ。最初は、不具合が出てきたら、まずいから肉体労働でもやってもらおう。


俺達のバイト先と一緒なら、直ぐに俺達がフォロー出来るし、修理も出来る。」


「いきなり、この娘に肉体労働かよ～。そりゃ可哀想じゃないかなあ。」



「高田、なんの為に改造したと思ってんだ。


普段のパワーは普通の大人の１．５倍だし変身すれば、普通の大人の３．７倍にセットしてあるし、武器も、セットしてあるんだぜ。」



「早坂さん俺達は、改造してもらった時に普段は２倍で変身後普通の大人の６．３倍のパワーだったはずだけど、今じゃあの肉体労働だってキツイんだよ。


本当に６．３倍のパワーなら、敵も簡単に倒せたはずだよ。」



「バカ野郎！


俺達は年なんだよ。
それに、この娘には、色んな武器も着けたからな。」