姫と王子の恋愛話
「音彩」
「空雅が好きです………だから離れないで下さい」
この言葉を聞いただけで全てを捨ててまで
こいつといたいと思う
「音彩さん、邪魔しないで下さい。私達は婚約者で………」
「すみません……僕は音彩が1番です」
立花の声を遮り音彩の傍に立った
「そんなことして立花財閥が黙っていませんよ!?」
「………好きにして下さい」
感情任せに怒鳴った立花も驚いた
なぜなら
「空雅に手を出すなら私も黙ってません!」
お金嫌いの音彩が俺の為に家の権力を使おうとしたから