姫と王子の恋愛話



「音彩……いいから」


「空雅は渡しません!」


「今に見てなさい!」


立花は見合いの為来ていた自分の両親の元へ走り



「お父様!私達は結婚させていただけないと契約を打ち切ると言って下さい!」



立花の親父はパソコンを開き何かし始めた




しかし



「ふっ……双海。少し待ちなさい」


急に顔を真っ青にする立花父



「空雅さんはうちの双海と結婚するつもりは?」


「毛頭ありません」



「双海、見合いは中止だ」



俺も立花も皆口を開け驚いた












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