姫と王子の恋愛話



「ほんと見てて飽きねぇ」



「空雅!?」



急に抱きしめたから音彩は驚き少し暴れたが


すぐに俺の背中に手を回した



俺がこんなにも女にハマるとは思わなかった



「何笑ってるんですか?」



「相変わらず可愛いことしか言わないなって」



「からかわないで下さい」


「旅行いつ行こうか」


「ほんと勝手ですね」



言葉は冷たいが



音彩の身体は熱かった













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