姫と王子の恋愛話
「焦りすぎた」
「あの………」
「ん?」
空雅は優しく私を抱きしめた
「私……」
抱きしめられて心臓が暴れる
「凄く怖かったです」
「ん………」
少しだけ元気のない声
私が拒否したから?
でも、怖かったの………
「だけど………それ以上に……」
触れて欲しいと思った
「私……凄く安心しました。空雅に愛されていると」
ヘラッと笑うと空雅も照れ臭そうに笑い
「愛してやるよ。音彩の全てを」
そう言って優しくキスをしました