姫と王子の恋愛話
「それと、これ」
空雅が見せてきたのは
「どうして?」
私の名前と空雅の名前が書かれた婚姻届
「言ったろ?婚約するって」
相手は
私ですか?
「あとはお前が印を押すだけだ」
「そんなの急すぎます」
嬉しすぎてどうしていいかわからない
「最近一緒にいてくれない理由って…………」
「婚姻届と指輪の準備してたから。お前がいるとサプライズになんねぇだろ?」
ほんと、どこまでも私の心を掴む人ですね………