姫と王子の恋愛話
「赤くなってんな」
「話聞いてます?」
空雅は赤くなった私の手首を見つめ私の言葉は適当に流した
「守るから」
「え?」
「守ってやるよ。お前のこと」
「急に何ですか?」
空雅は真剣な表情で少しずつ顔を近付け
キスをした
だけど私は抵抗せず受け入れていた
今は助けられたからあまり反論出来ないだけ
そう自分に言い聞かせた
「制服泥ついてる」
「昨日着たばかりなのに………」
「新しいの買うか?」
「自分で買います」
空雅はお前面白いと言って笑うからなんだかムカついた