姫と王子の恋愛話




女なんて嫌いだ


だけど



「ん〜………」


寝返りをうつこいつが可愛いと思える



「おやすみ」


すやすや眠るこいつが俺の中で大きな存在


女なんて皆同じ



金目当て



名誉目当て



顔目当て



どいつもこいつも



音彩だけは特別なんだ



これが好きって気持ちなのかもしれない


俺が気づく前からきっと好きなんだと思う



でないと彼女になんかしない


多分一目惚れだ



この俺が一目惚れとか笑える










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