姫と王子の恋愛話
「それは残念。音彩に飽きたらいつでも私の元へ」
「それは有り得ないお話ですね」
胸が痛い………
痛いというより苦しい
もしかして私………
「病気かもしれない………」
この気持ちが何なのか気がつくのはもう少し先のお話
「音彩?」
「はいっ」
「奈々花さんが今夜のパーティーに誘って下さってますがどうします?」
「え………と……空雅に任せます」
「では僕達も参加させていただきます」
いつの間にか今夜のパーティーに参加することになってしまった