姫と王子の恋愛話



「痛っ……」


「言えよ」


「え?」


空雅は冷たく私を壁に押し付けた


「草太と何してたんだって」


「言えません」


「言えねぇようなことしてたんだ」


「違います」


どうして空雅が怒っているのかわからない



「ムカつく」



「んんっ……」


空雅は噛み付くようにキスをする


草太さん………


確かに空雅のキスは嫌と思わない


だけど



「くっ……う」


「黙れ」


こんなキスは嫌だ












< 68 / 124 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop