姫と王子の恋愛話
フィアンセです
「音彩、お見合いしないか?」
「………またですか?」
今日は休日の為自宅にいた
少しだけホッとしている
空雅にも草太さんにも会わなくて済むから
「会うだけでもいいから」
「………わかりました」
なんだかお見合いとかどうでも良くなって
頷いてしまった
「そうか!よし………ドレスに着替えて来なさい」
「………はい」
もう……面倒だ
こうしてヤケになりながらお見合い場所に向かった