偽造恋愛カレカノジョ!?
「バカじゃないの!?気安くさわらないでよ」
彼女はさっき俺が掴んだ腕をハンカチで拭いていた。
・・・笑うとこ?
とてもじゃないけど、
ジョークには見えない。
「・・・ごめん。」
「まぁいいけど。次やったらどうなるかわかってるだろうし。」
さっぱりわからない。
想像もつかない。
いや、つかないで欲しい。
「で?なんの用?」
そうだ
忘れてた。
「あのさ蛍」
「なに?」
「なんか元気なくね?」
彼女は目を見開いたまま黙り混んでいた。