偽造恋愛カレカノジョ!?
「・・・ついでに真人達も聞いてくれ・・・・」
「は?何を・・・」
俺は蛍の肩に手を置いた。
蛍が小さくビクってしたのがわかった・・・。
「・・・俺、コイツと付き合ってんだ。」
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「「「はあぁぁっ!!!!???」」」
真人達はモチロン、松江さんとその付き添い、
さらには蛍までもが
驚いて叫び声をあげた。
「なッ・・・何勝手にバラしてン・・・」
「仕方ないだろ、いつかはバレるんだし・・・いい機会じゃん?」
「う・・・うん・・・・・」
「ぅ・・・嘘ッ・・・・嘘でしょ・・・・?」
弱々しい声を出しながら松江さんが
しゃがみこんだ。
付き添いも開いた口がふさがらないまま立ち尽くしている。
「マジか・・・」
「やっぱり本当だったんだ・・・」
真人と亜衣が静かに呟く。
松本は瞬きを繰り返している。
美夜は・・・
美夜だけは冷静だった。
黙ったまま何処か一点を見つめていた。