偽造恋愛カレカノジョ!?
第3章 恐怖!!初デートは命がけ!?

昼休みにて*敦夢side



あのいろいろ有りすぎた社会見学から3日ー・・・

土日の休みがあったから
教室に来るのも3日ぶりってことになる。



あ、俺が今なにをしてるかって言うと・・・



「・・・ーで、いつから??なあ、いつから!??」

「・・・ちょっと前。」


真人に蛍との交際について質問攻めされている。

「ちょっと前っていつだよ〜!!!」


そんなん覚えてるワケがないだろう。

記念日ってヤツ?
そんなモン俺達には必要ない。
記念になるほどの日でも
祝うほどのものでもナイ。

相手が蛍だから、ってワケじゃねーかんな!!!!???
偽造恋愛だからだよ!?


「ね、ね、じゃあさ、どっちから?」

「ん?」

「どっちがコクったの?」

「・・・あぁ」

どっちだ?
告白なんてしてないし、されてない。

付き合おうって言い出したのは蛍だけど、
俺のコト好きでもないし・・・


「どっちから、って・・・。まぁ・・・流れってヤツ?」
これで合ってるよな。

「はぁ〜?なんで誤魔化すんだよーぅ」


・・・?

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