偽造恋愛カレカノジョ!?
メガネ女は驚いているように見える。
そして彼女は急いで前を向きなおす・・・
・・・ん?
なんか今、睨まれた気がする。
気のせいか?
気のせいじゃなかったとしても、深い意味はないハズだ。
だって話したことないし、恨まれるようなことした覚えもない。
予想できるのは、『何で私の方見てんの!?気持ち悪いんだけど』って感じだろう。
あぁ・・・そういえば顔見えたな。
やっぱりよく見えなかったけど、美人ではなかったな。
いや、ブスってワケでもない。
本当どこにでもいるような普通の顔だった。
でも・・・・綺麗な目だった。
って、俺は何バカみたいなことを言ってるんだ!!?
こんな恥ずいこと、もう二度と言わねえからな!!
いや、言ったワケじゃないけど。
俺は再びメガネ女を見た。
・・・ま、縁があるなんてこと有り得ないし。