偽造恋愛カレカノジョ!?


蛍の席の方を見た。


・・・いない。
いつもなら読書をしてるのに。



「うわっ!!ひどいなぁ相棒。」

「なんでだよ」

「俺、課題諦めちゃったじゃねーかよ〜」

「知らねーよ」


真人と会話をしていると、
ちょっとぽっちゃりめの女子が申し訳なさそうに近づいてきた。



「あの〜・・・北浦くん」

「え・・・何?」

「一昨日のことなんだけど・・・浅海さんと一緒にいたりしたかな・・・?」

「えっ・・・・」


バレてる・・・?





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