偽造恋愛カレカノジョ!?


宿題ってなんだったっけ?
なんて考えながら

下駄箱前の階段を降り終えた時・・・

「おー北浦くん!ちょうどいい所に来たわね。」

真知子ちゃんだ・・・

「あ、先生。さようならー」

「コラコラ待ちなさい」

「なんですか。」

「コレ、裏庭に捨ててきてくれる?」
と、言いながら
若い担任は大きな袋を差し出した。

「遠慮しときます。さよならー」

「いや、ちょッ・・・待ちなさいって!」


・・・ーその後、同じやり取りを数回繰り返すはめになった。


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