らぶ しぇいく


「でさぁ〜山田の奴が」


いつもの昼休み。


いつもの食堂。


俺の前には亮司が座り、英語教師の山田の愚痴を吐く。


亮司の話に、笑顔を見せながら「分かるー」とか相槌を打っているのは、昨日一ノ瀬と一緒に居た、紗絵ちゃん。


そして、俺の隣には一ノ瀬浅海が笑顔で二人を見つめていた。

まさに、アンビリーバボーな状況です。


事の発端は、3時間目が終わった休み時間に、亮司が言った一言だった。

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