らぶ しぇいく
どうしよう…あんなん告ったのも同然だ…。
返事来るよな?
出来たら来なくていいよ!
水に流して下さい。
あぁ、俺何してんだろう。
「アハッ ごめん!
でもこれで進展あるかもよ?」
「ん〜…もう俺学校こねぇ」
「もうすぐで夏休みなのに!?」
一ノ瀬に合わせる顔ねぇよ…。
亮司は必死に励ましてくれたけど、元はと言えばお前が…
いや、もう人のせいにしてばっかりだな。俺。
俺が行動に移さねぇから、亮司が助けてくれたんだ。
これからは、俺の力で一ノ瀬との距離を縮めよう。
亮司と別れ際、俺は改めて決意を叫ぶ。
「ぜってーゲットするからぁ!
亮司も頑張れよぉ!!
Wデートしよぉなぁぁ!!」
「おぉぉぉう!!」
夕日を背に俺たちは決意新たに帰路に着いた。