らぶ しぇいく
昼飯食べようと、俺は亮司を呼んだ。
「お前 どんだけ寝るんだよ?」
「いいじゃねぇか」
「どうせ、また一ノ瀬見てたんだろ?チラミ王子」
チラミ王子ってのは俺のアダ名。
ハンカチ王子よりダセェ。
「で 進展無し?」
亮司がハンバーグ食いながら、俺に話し掛ける。
ここは食堂、俺が頼んだのは牛丼。
斜め前には一ノ瀬が座ってる。
絶好の席だな。
「おい 聞いてる?」
「ああ 進展あったら、お前と飯食ってねぇよ」
「あぁそうかい」
とりあえず、一ノ瀬見ながら食うか、牛丼。