らぶ しぇいく
5時間目、6時間目、爆睡してから下校。
とりあえず寝すぎた。
放課後、俺は鞄を担いで教室を出る。
だって、帰宅部だし。
一ノ瀬も部活は入って無いんだよなぁ。
一緒に帰りたいな。
一ノ瀬と帰る妄想しながら、帰宅すると、テーブルには1000円と書き置き。
“ご飯代”
うん、シンプルにありがとうお母さん。
つーか食い盛りの男子に1000円はねぇだろうが。
ありがたく受け取りますけど。
バイトもしていない俺は部屋で制服を脱ぎ捨て、Tシャツにジャージを履き、右手に携帯用ゲーム機を持ちベッドに寝転ぶ。
一ノ瀬見る次に至福の時間。
そうこうしてたら、夜の8時になってしまった。
お母さんから頂いた1000円を持ち、家から5分のコンビニに行く。